昨夜のNY市場、急騰後の反動から利食い先行。引けにかけて戻して終わっています。
大引けのダウ平均は4ドル高の1万2107ドルと小幅続伸。
オラクルの決算悪からハイテク株が軟調推移となったため、
ナスダックは25ポイント安の2577ポイントでした。
外為市場はやや円安推移。
ドル円は78円を挟んだ動き、ユーロ円は101円台後半。
昨日の東京市場はNY高を受けて日経平均は3ケタの上昇となりましたが、
1兆円割れが定着する売買代金が示すように躍動感は感じられませんでした。
日中のボラティリティーも小さく、昨日の日経平均のそれは30.22円と、
今年2番目の小ささとなっていました。
今日は、海外小動きのため、積極的に買う材料も売る材料もありませんから、
昨日に輪をかけたような見送り商状になるのではないかと思います。
今年の立会も残すところあと6日となりました。
棹尾の一振が出るかどうかに市場の関心が集まっていますが、
過去のデータをみると、ラスト5日間の日経平均は存外に堅調推移となっています。
17年間のデータではラスト5日の騰落は15勝2敗、300円以上の上げが5回もあります。
これは、外国人などの機関投資家が、年内に売らなければならない玉を
売り切った後とあって、一時的に売り物が途絶えるためと考えられます。
この需給関係に合わしたかのように、今回の変化日は22日でした。
昨日大幅な上げとなったことから1日イレギュラーした格好となっております!
昨日から次の上昇波動に入ったと見ておりますがBOX相場の上抜けは
あくまで為替がキーポイントとなる!!
為替のシグナルが買いに転換してくるまではBOX内での動きとみて下さい。
外資系注文は3日連続の買い越し。
本日の日経先物の注目ポイントは、上 8500円。下 8400円。
本日は日足一目のクロス変化日でもありますので売り一巡後は上に向かいやすい!
昨日の安値8430円があれば買い対応。
8430円を割ってくれば本日は8400円から8450円内の
揉み合いとなるためその場合は、8430円で同値撤退で!!
・8430円があれば買い狙い。
8430円 ⇒ 8470円。 40円幅買い狙い。
前引けの日経平均は52円安の8407円。
市場エネルギーは相変わらずの低水準。
出来高は5億5200万株、売買代金3196億円。
騰落銘柄数は上昇・617、下降・835となっています。
前場の業種別騰落をみると、上昇業種のトップは海運で、
以下電力ガス、紙パ。大きく売られた業種のリバウンドが中心となっています。
「正月は船に乗って」という格言がありますが、海運株が上昇率トップに出るあたり、
季節感を感じさせる動きではあります。
アジア各国の株式市場は高安まちまちのスタート。
前場中に流れたニュースを見ても、後場の商いの参考になるようなものはありません。
後場も、ジリジリしたもみ合いが続くと思います。
環境的にも、時期的にも、積極的に動く場面ではありません。
個別材料株一本釣りに乗るとしても、打診的な範囲内にとどめるようにしましょう。
日中幅も40円までとなっていることから全体は見送りムード。
今は上値追いを極力避け、押し目を待つように心掛けましょう!
勝負は何度も申し上げておりますように為替のシグナルが買いに転換してから!
仕手株も新日本理化の動きを見ても分かりますように
上げピッチがよかっただけに、今は日柄調整中。
来週からの相場に期待しましょう☆
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