独仏首脳会談で、EU赤字拡大国への制裁自動発動など、
ユーロ圏債務危機対処に向け幾つかの合意が見られたことを好感して
寄り付きは、ほぼ全面高。
ダウ平均は高寄り後、一時167ドル高まで上昇する場面がありました。
その後、ファイナンシャル・タイムズ紙が、格付け会社のS&Pがフランスと
ドイツを“クレジットウォッチ・ネガティブ”に指定する模様だと報じたことで
値を消しましたが、後半切り返し、結局79ドル高の1万2097ドルと3
日ぶりの反発で終わっています。
ECB理事会やEU首脳会議を控えて、相変わらず欧州の情勢の振り回される流れ!
ですが、S&P格付け報道に対するリアクションを見ても、
だいぶ、落ち着いてきた印象を受けます。
外為はドル円が77円台後半、ユーロ円が104円台前半と、若干の円高。
本日の指数は揉みあいの展開となりそう!
しかし、全体の流れを見ると、個別でのウネリは日を追って高まっている印象を受け、
昨日、日経平均は小幅高でしたが、騰落銘柄数を見ると、値上がり銘柄数が1111に対し
値下がりは424と、全体の3分の2の銘柄が上昇しています。
業種別でも33業種中前日比マイナスは6業種のみ。
昨晩、個別株のチャートを見ていると日経平均ベースで
既に7割近い銘柄が上昇波動を演じています。
一本釣りの流れは、新興市場にも波及しています。
相場の立ち上がり期においては、小型株が相場をリードする傾向が良く見られます。
今回も、同様のパターンを描いています。
今日も、全体もみ合いでも、個別人気はさらに広がりを見せるものと見られますが、
ここから資金循環が早くなることも想定されますし、引き続き、一本釣り参戦にあたっては
機敏な姿勢を心掛けましょう。ポイント価格を上手に利用して下さいね☆
外資系注文は買い越し。
本日の日経先物の注目ポイントは、上 8710円。 下 8610円。
本日はこのポイント内での動きとなりそう!
8640円がフシ値ですので、ここを割ってくれば8710円を抜くのに
出来高が必要となり本日は8710円を抜けないでしょうから
割れば基本的に売りで攻めるのが有効となります。
・8640円を割ってくれば戻りを売り狙い。
8650円 ⇒ 8620円 30円幅売り狙い。
ECB理事会、EU首脳会議と欧州債務危機に絡んだ重要スケジュールを控えて、
模様眺めムードの強い相場展開になっています。
指数はマイナス圏でのもみ合いに終始。昨夜の欧米株高を買い切れませんでした。
前引けの日経平均は67円安の8628円。
騰落銘柄数は上昇・436、下降・1038となっています。
出来高は7億7061万株、売買代金4082億円。
イベント控えですからやむを得ないところもあるのですが、
市場エネルギーが低下傾向をみせている点が気になります。
日経のシグナルが今回買いに転換しないというのは
こういうことです。今回のこの上げは買い転換をする上げではありません!
次の上昇波動に期待しましょう!!
今週のテクニカルコメントでも示しておりますように
今の相場はすぐに方向性が変わるので、売ったり買ったりの回転売買が基本です。
独仏首脳会議で、幾つか、欧州債務危機克服に向けた前向きな合意がなされたようですが、
その後出てきたS&Pによる欧州国債格下げの動きを受けてユーロ円が103円台に
移行し、指数に関してはこの動きが重荷になった格好。
このところ自律的な動きが見え始めた東京市場ですが、
ユーロ円睨みのパターンに変化はないようです。
期待された低位材料株や小型株を素材にした一本釣りの路線も本日は失速気味。
軟調な指数の動きに加えて、材料株の指標株的な位置付けにある新日本理化が
続落となったことが、利食い急ぎに繋がっているようです。
香港などアジア各国の市場も小安いスタートとなっています。
後場も、ユーロ円を睨みながら、小動きの展開に終始しそう!
材料株に関しては「新日本理化の顔色を見ながら」といった動きになりそうです。
仕手株推奨銘柄は基本的に押し目買いOK☆
しっかりと勉強会で教えたとおりに買いを狙いましょう!
昼からの日経先物ですが、8640円を割ってきているため
下向きの展開です。戻り・戻りを売り狙いしましょう!
8640円があれば売り対応。
S&P、EFSFの「トリプルA」長期格付けを「クレジットウォッチ・ネガティブ」に指定
http://jp.reuters.com/
article/topNews/idJPTJE7B500O20111206
[6日 ロイター] スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は6日、
欧州金融安定ファシリティー(EFSF)の「トリプルA」長期格付けを
「クレジットウォッチ・ネガティブ」に指定した。
前日にドイツやフランスを含むユーロ圏の15カ国の長期ソブリン格付けを
「クレジットウォッチ・ネガティブ」に指定したことに続く措置。
S&PはEFSFの格付けを1段階、もしくは2段階引き下げる可能性があるとしている。
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