昨夜のNY市場、量的緩和第3弾(QE3)に対する期待の高まりや、
リビア・カダフィ政権の崩壊が近いとの見方が市場心理の改善につながり、
ダウ平均は3日ぶり、ナスダックは5日ぶりの反発となっています。
日経平均は昨日、9日の取引時間中の安値8656円を下回り、
震災直後の3月15日に付けた年初来安値8605円(終値ベース)が
意識される水準に差し掛かっています。
ここを下回ると、再び一番底を探さなければならないという、
文字通りの正念場に差し掛かっております。
頼みのNY市場が反発してくれたことで、その可能性は遠ざかったように見えますが、
まだまだ安心はできない状況。カダフィ政権に崩壊の可能性が強まっていることは
株式市場にとって朗報ですが、ほかの懸念材料は残されたままですし、
NY市場の引け味も、とても、これで底打ちとはいえないものです。
この日の東京市場は、とりあえず買い戻しから入るものと見られますが、
為替の動きや時間外で取引される米株先物の動向ひとつで、
下値模索の動きが本日も継続することが予想されます。
相場反転には自動車など大型株の下げ止まりが必要不可欠。
大型株には外国人によるポジション調整の動きが継続して見られる!
外資系の売り越しが止まらない・・・。
今日のような地合いでは、まず買い戻しから入りますから、値ごろ感から
ちょっと手を出してみたくなるかも知れませんが、
目先リバウンド狙いの小すくいと割り切れるのならともかく、
動きにほだされて安易に手を出すのは慎みましょう。
本日の日経先物の注目ポイントは、上 9740円。下 8620円。
昨日、9710円を終値で割っておりますので本日は売り狙いが有効です!!
・9720円があれば売り狙い。
9720円 ⇒ 9680円 40円幅売り狙い。
・8620円を割ってくれば順張りで売り狙い。
8620円 ⇒ 8570円 50円幅売り狙い。
9時25分
上 8750円。 下 9620円。
9710円を割ったのがやはり効いてますね・・・。
日経先物は、朝一コメントにも示しましたように
9700円以上の売りは絶好の売り場でしたね☆
主力株の動きが悪すぎる。
こうした地合いだと、少しの円高や海外株安が下げ相場のキッカケになりかねません。
次の節目として意識されている3月15日の安値は8605円(終値ベース)。
ちょっとしたアヤで、その水準を下回るとそれを切っ掛けに
処分売り加速というケースも考えられますから、
今日の後場は、たとえデイトレでも細心の注意が必要だと思います。
9710円を割っていることで相場はかいつ急落してもおかしくありません。
株価対策に近い材料発表があるまでは買いは慎重に・・・。
昨日、ブログでもお話しましたように日足ベースでは
5波動目の下げに入っておりますので反転は近いと見ております。
突っ込んでから上がるのか?!材料が出て上がるのか?!
こればかりは誰にも分からないことですので、当サイトの会員様は9710円を
割っている以上、細心の注意を払っていて下さい・・・。
昼からも先物トレードは戻り売り狙いが有効です。
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