昨日のナイトは、テクニカル通りの下落でしたね。
下げた要因は、中国がアメリカに対しての対抗処置を示唆したことが要因。
下げたところではパウエルFRB議長による緩和示唆の発表から反発。
引けにかけての下げは、中国の複数の政府高官に対するビザ発給を
制限する方針が伝えられそれが嫌気されました。
10日から始まる米中協議前に駆け引きが激化しております。
テクニカルとファンダが合っていた方が威力が大きくなりますので、
昨日の下げは個人的には好感しております。
ここで大きく売られないようであれば、買いを狙っていくタイミングとなります。
緑5を割るのか割らないのか、ここを見極めるしかないわけですが、
昨晩下げてくれたことにより緑6の頭位置は確認できましたので、
緑6を抜けてくれば、次の波動入りの可能性が出るだけに、
ここは長期狙いでの打診買いタイミングとなります。
(米中協議前に抜けていた場合は別)
本日の日経先物の注目ポイントは、上 21450円。下 21300円。
21450円近くまで戻れば売り対応。(短期のみ)
21300円を割ってくれば、21180円を試す展開となります。
場中には割れないと思いますが、割れるとそれだけ弱いという見方となります。
MACDのラインから考えれば、矢印のところは時間軸の反発ラインとなりますので、
21300円は短期で買いが狙えるタイミングとなります。
<話題のブラックロック・レポート>
このブラックロック提案というのは、2017年まで米連邦準備理事会(FRB)の副議長を務め、今はブラックロック・インベストメント・インスティテュートの上級顧問でもあるスタンレー・フィッシャー氏ら、4人の著名エコノミストが連名で8月に発表した。
ペーパーのタイトルを和訳すれば「次の下降局面にどう向き合うか:非伝統的な金融政策から未曽有の政策協調へ」である。
枠組みとして最も重要な点は、2%物価目標を金融政策だけで実現するのではなく、政府と中央銀行の共同責任とすることにある。
すなわち、金利の引き下げが限界に達し、金融政策だけでは2%目標を実現できないと中央銀行が判断したら、その後は政府が国債を増発して財政支出や減税を行うのである。
一方で、財政規律が野放図に緩まないよう、必要な国債発行額は物価目標の観点から中央銀行が判断する。また、国債の需給が崩れて金利が上昇する場合は、中央銀行が国債を買い入れる。
これは概ね、日銀が現在実施しているイールドカーブ・コントロールに、国債増発を組み合わせたものと考えればよい。日銀の現政策の正式名称である「長短金利操作付き量的・質的金融緩和」になぞらえれば、ブラックロック提案は「長短金利操作付き財政刺激策」とでも呼ぶべき金融と財政の一体化なのである。
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