昨夜のNY市場、一転、反落地合いとなっています。
1月の鉱工業生産が前月比横ばいと、0.7%程度の上昇としていた市場予想を
若干下回ったことなどを受けて利食い売りが増加しています。
最近、NY市場の上昇をけん引していたアップル株も反落。
テクニカル的には昨年の上5月2日の高値を抜けた後の一服と言ったところでしょう!
為替はユーロ円が102円台半ばと、少し円高に振れています。
ドル円は78円台半ばで小動き。
日銀の追加緩和を好感する形で、昨日の東京市場は日経平均が208円の大幅高。
出来高も30億株接近と大盛り上がりを見せましたが、
相場の中身を見ると、やや、指数偏重型の上伸だったようです。
日経平均が200円以上の上昇を演じたというのに、昨日の値上がり銘柄数は1149。
日経平均が52円高だった一昨日(14日)の1205よりも小さな数字です。
昨日は、金融や自動車などの輸出株に外国人買いの流入観測が流れていました。
予想外の日銀の姿勢緩和を受けて、外国人が買い姿勢を強めた・・・もしくは買い戻しを
加速させたものと思われます。
逆に、個人投資家中心の相場だったグリーなどのSNS関連や
建設をはじめとする復興関連は物色の外に置かれています。
外部環境の変化で需給関係にも変化が出たのですから
足元の物色の流れに跛行色が出るのは、やむを得ないしょう。
むしろ、ここは復興関連頼みの流れから物色対象が
さらに一歩広がりを見せたことを、好感する場面ではないかと見ています。
本日の東京市場は、NY株安を受けて先物が少し下げて帰って来ましたし
昨日大幅高の反動も予想されますから、今日は利益確定の展開でしょう!
独自レシオも過熱感が出ていますので小休止は欲しいタイミング。
全シグナルが買いですので市場センチメントは明らかに好転しております。
よって、寄り付きの売り一巡後は押し目買いのタイミングを模索する動きが
見られるのではないかと思います。
復興関連にしても、背景の奥の深さから考えてこれで相場が終わった訳ではない。
値幅調整をしないのであれば日柄調整は必ずする。調整をしない銘柄などない!
今は、循環物色の流れのなかで、一休みを入れている場面と考えて下さい。
04年と同様に過剰流動性相場に入りました!
本日の日経先物の注目ポイントは、上 9250円。 下 9150円。
9190円は昨日のローソク幅のちょうど半値価格。
方向性が出るまではこの9190円を意識する展開となるでしょう。
・9250円があれば売り狙い。
9250円 ⇒ 9210円 40円幅売り狙い。
・9150円があれば買い狙い。
9150円 ⇒ 9180円 30円幅買い狙い。
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