昨夜のNY市場、一転、利益確定優先の流れになっています。
注目されたイタリアの短期国債入札は順当に消化されたようですが、
今夜行われる長期債入札に対する警戒感が強く、
またユーロ安が進んだことも、調整の背景になったようです。
ダウ平均の終値は139ドル安の1万2151ドル。
ユーロは対円でも下落が進み、100円台後半と2001年6月以来、
約10年半ぶりの円高・ユーロ安水準となっています。
ドル円は77円台後半で小動き。
NY安に関しては、これまで上昇していましたからリズムの調整とも受け取れますが、
ユーロ安の進展は気になるところです。
今夜行われるイタリア10年債の入札如何では、元の水準に戻るケースも考えられますが、
市場には「それを見ないことには・・」といったムードが広がりそうです。
今日の東京市場は海外の先物安を受けて軟調なスタートになるものと見られますが、
その後は、様子見機運が強まるなか、動意薄の展開になるものと見られます。
外資系注文は7日連続の買い越し。
本日の日経先物の注目ポイントは、上 8400円。下 8310円。
昨日8400円を割らなかったものの陰線を形成したことから
本日は昨日と同様に陰線を形成する可能性が高くなった。
日中の動く値幅が小さいためトレードコメントが非常に難しいが
逆に日中幅がこれだけ小さければ、ローソク足が陰線か陽線かを当てれば
10円幅のロスカット幅で攻めれるでしょうからアドバイスの仕方を
今だけ変更、寄り付き攻めでいってみたいと思います。
本日は上髭、または陰線の可能性が高いため寄付き後の戻りで売り狙い。
8360円以上で寄り付けば寄りは売り狙い。
ピンポイントで攻めるなら・・・
・8380円があれば売り狙い。
8400円にタッチしてくればその後の押しでロスカット。
8380円 ⇒ 8350円 30円幅売り狙い。
欧米株安を受けて下放れて始まった後は、低位でのもみ合いとなっています。
前引けの日経平均は61円安の8362円。
騰落銘柄数は上昇・487、下降・926。
市場エネルギーは低水準に張り付いています。
出来高は4億7012万株、売買代金は2535億円となっています。
東京時間に入ってユーロが一段安に売られています。
一時、100円50銭を割り込む場面もありました。
当然のことながら、輸出株には忌避ムードが広がり、
自動車、精密などが軒並み安になっていました。
また、日経が「2012年は東京都内でオフィスの供給が急拡大する」との
ニュースを流したことを受けて、不動産株も売り物がちの展開となり、
三井不動産は新安値に売られていました。
前場の業種別上昇率トップは電力ガス。
以下陸運、水産・農林、医薬品の順番でした。
いわゆるディフェンシブストックのオンパレード。
ユーロ急落で年末年始の為替リスクが高まっていますから
「株をマクラに・・」と考えている向きのニーズを
こうしたセクターが吸収しているようです。
目先筋は、小型株や材料株に向かっています。
新日本理化が大幅続伸となったほか、ツガミが12日の戻り高値542円に肉薄。
ともに、存在感を発揮するタイプの銘柄ですから、
こうした銘柄への人気回帰が、新春相場でのいい意味での
「割り切り」に繋がればと見ています。
後場は、ユーロ円相場を横睨みしたもみ合い場面を想定。
今夜、イタリアで10年債の入札が予定されています。
主力どころに関しては「それを見ないことには動けない」といった
雰囲気がさらに強まると思います。
日経先物にドレッシング買いが入ってます。
チャート形成上、8400円を抜くには出来高が足りませんので
本日は無理と見ておりますので、先物トレードは、8380円を売り狙いで!
12月の米シカゴ購買部景気指数は
予想上回る、雇用・支払価格など上昇
[ワシントン 29日 ロイター]
米シカゴ地区購買部協会がまとめた12月の景気
指数は62.5と、前月の62.6からほぼ変わらずとなり、
市場予想の61.0を上回った。
50が経済活動の拡大・縮小の分岐点となる。
内訳では、新規受注が68.0に低下する一方、
雇用は58.6に上昇、支払価格は65.7に上昇した。
IFRエコノミクスのエコノミスト、デービッド・スローン氏は、
内訳はおおむね前向きな内容とした上で、
景気指数は前月からわずかに低下したとはいえ、
前月を除けば、4月以降で最も高い水準を維持しており、
米連邦準備理事会(FRB)が公表している地区製造業統計と比較しても、
一段と底堅い成長を表している、と述べた。
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