昨夜のNY市場、一転して反落地合いとなっています。
寄り前に、半導体大手のインテルが今年10-12月期の売上高見通しを
引き下げたことに加え、格付け会社のムーディーズが、
先週のEU首脳会議の内容が不十分として、EU全加盟国の格付けを見直すと
発表したことが嫌気されています。
ダウ平均終値は162ドル安の1万2021ドル。
一時240ドルを超える値下がりとなる場面もありました。
欧州市場も軒並み安。欧州不安の再燃を受けて、為替は対ユーロで
円高が進んでいます。1ユーロ102円台後半。
またしても、格付け会社のコメントが下げの引き金になりました。
何度もお伝えしているように今回は相場のキーポイントは為替。
昨日のように円高に振りながら上がっても結局日経指数は
鞘寄せするように下げてきます。為替のシグナルが買いに転換してくるまでは
主力株は押し目を狙うべく狙うようにして、回転売買を心掛けて下さい。
外資系注文は3日ぶりの売り越し。
本日の日経先物の注目ポイントは、上 8570円。下 8470円。
8490円にも下値フシがあることから8500円割れは本日に限り
安心して買い狙い出来ますね。
・8470円があれば買い狙い。8440円がロスカット値。
8470円 ⇒ 8510円 40円幅買い狙い。
・8570円があれば売り狙い。
8570円 ⇒ 8530円 40円幅売り狙い。
前引けの日経平均は124円安の8529円。
前引け時点での日経平均25日移動の通過位置は8507円ですが、
辛うじて、この水準は維持しています。
日経平均の変動幅はわずか26円幅!お手上げ状態。
値動きの乏しさに呼応する形で、市場エネルギーも再び低下傾向を見せています。
出来高は8億212万株、売買代金4393億円。
騰落銘柄数は上昇・334、下降・1130となっています。
材料株を素材にした一本釣りは相変わらずですが、
銘柄のラインナップは、やや小ぶりになっています。
このあたり、低水準の市場エネルギーを受けた動きでしょうか。
この日は、イハラケミカルの上方修正を起爆剤に農薬株が人気に。
コープケミカルは前場の上昇率で実質トップになっています。
また、農薬株の人気を横目に、井関、丸山といった小型の農機株も
人気を集めていました。師走相場らしい「連想ゲーム」が繰り広げられています。
指数別の下落率を見ると、日経平均が1.44%の下落だったのに対し、
日経ジャスダック平均が0.04%、2部が0.18%、マザーズが1.03%と、
小型株が一定の下値硬直性を発揮しています。
過去の年末相場の例を見ると、メジャーSQから納会にかけて、
大型株より小型株の方が高パフォーマンスを見せる傾向があります。
今年も、今のところ、そのアノマリーを踏襲する流れとなっています。
アジア各国の株式市場も軟調なスタート。
ユーロ・円に大きな変動がない限り、指数がさらに売られる懸念は小さいと思いますが、
後場も、安値圏でのもみ合いに終始しそうです。
さあ、気になる為替動向。
ユーロ円が102円台となってきていることから
下に行くのかな・・・と思っている投資家は多いでしょう!
月足チャートから最終局面であることは明白ですので
ここからはユーロ・円よりもドル・円の動きに注目となる。
シグナル転換ポイントを抜けてくれば一気に相場の雰囲気が変わってくるでしょう!
抜けてくるまでは基本的に主力株は押し目買いで!!
上値ポイントを抜けてくるまでは押し目買いが当サイトのルール。
抜けてきてもその後の押し目で買うほうがリスクが少ないということを
理解してくださいね。直近の日成ビルドのアドバイスでもそう申し上げました!
ポイント価格は出来高を解析してのポイントです。
抜けば買い方優勢のトレンドに変わります!!
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