昨日は日米欧の中央銀行の外貨融通拡充で、ドル資金の調達金利が大幅に低下。
新興国の金融緩和も重なり、世界的に株価が大幅に値上がりしました。
さすがに今朝の米国株式は利益確定の売りが出て、
NYダウは25ドル安の1万2020ドルと小幅に反落。
ですが、年末商戦好調継続など米景気の回復期待が支えとなり、
底堅い相場展開でした。
先日のADP雇用調査では11月の米民間部門の雇用者数は
前月比で20万6000人の大幅増加でした。
今晩の米雇用統計では、そこまで大幅増加は見込まれず、
非農業部門雇用者数が12万3000人の増加、失業率は9.0%が予想されています。
ひとまずこの雇用統計の発表を見極めたいという雰囲気が強まると、
ここ2日間回復してきた売買代金、1兆円を割り込んでしまうかもしれません。
政府4次補正予算案は2.5兆円規模で、タイの洪水対応や農業強化に充てる方針を
日経が伝えています。このあたりに今日のヒントがありそうです。
外資系注文は2営業日連続の買い越し。
本日の日経先物の注目ポイントは、上 8670円。下 8570円。
8570円を割ってくれば利益確定の売りが出てきますが
割らない限りは短期上昇フラグが継続しております。
参考にして下さい!!
・8580円があれば買い狙い。
8580円 ⇒ 8620円 40円幅買い狙い。
今週、日経平均は昨日までの4日間で400円強の戻り。
とりわけ昨日は163円高を演じ、米国株が冴えなかった翌日にもかかわらず、
前場の確りした展開は好印象です。
米景気の先行き懸念や、欧州問題が目先和らぎ、
投資家のリスク回避姿勢に変化が出てきているようです。
前場の出来高は7億9000万株、売買代金は4384億円。
投資家の心理が本格的なリスク志向になってくるとするならば、
1日に1兆円程度の売買代金では収まらないはずです。
為替が78円40銭を抜き本格反転に入るまでは
基本的に押し目買いが有効!!
今晩の米雇用統計の発表を控え、後場は様子見ムードとなるでしょう!
8650円を抜けば上ですが、これは無理そう。
朝一コメントにもお伝えしておりますように8580円を割らなければ
短期上昇トレンドに変化はありませんので、割るまでは8650円を試す展開。
この狭いレンジで本日は収まりそうです。
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